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ラルク、Perfume、セカオワが国立競技場で6万人魅了(1)
5月29日に東京・国立競技場にてライブイベント「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK『JAPAN NIGHT』」の2日目の公演が開催された。
▲「SAYONARA 国立競技場FINAL WEEK『JAPAN NIGHT』」5月29日公演の様子
「JAPAN to the World」をライブのコンセプトに掲げたこの日は、海外でも活躍するL'Arc-en-Ciel、Perfume、SEKAI NO OWARI、MAN WITH A MISSIONが登場し、集まった6万人に熱いパフォーマンスを届けた。
●MAN WITH A MISSION
強い日差しが傾きかけてきた頃、ステージ前方にある聖火台に火が放たれ、それと同時にトップバッターのMAN WITH A MISSIONが登場。曲が始まるとステージから高さ3mほどの真っ赤な火柱がいくつも吹き上がり、インパクトのある演出で早くも観客を圧倒する。6万人の観客が一斉に両腕を頭上で振り、巨大なスタジアムを一体感で満たしていた。
●SEKAI NO OWARI日が暮れかけた国立競技場に現れたのは、真っ赤な衣装に身を包んだSEKAI NO OWARI。4人はステージの両脇から上がった花火を合図に「炎と森のカーニバル」を高らかに鳴らし、競技場をSEKAI NO OWARIの世界に染め上げていく。エフェクトがかかったFukase(Vo, G)の歌声や、マーチングドラムの軽快なリズム、キラキラしたサウンドがオーディエンスをドリーミーな気持ちにさせた。
▲SEKAI NO OWARI
Saori(Piano)は「今日は来ていただいてありがとうございます。皆さんにお目にかかれてうれしいです」とお礼を告げ、4年前は観客10人の前でライブを行っていたことを振り返り「4年でこんなに多くの人の前でできてうれしいです。いい仲間とチームができて誇りに思ってます!」と仲間への思いを託した「RPG」へとつなげる。この曲では観客に配られた遠隔制御LEDのペンライトに青い光が灯ったほか、ハンドクラップやシンガロングが起き、競技場内に美しい光景を作り出した。
●Perfume
すっかり陽が落ちて肌寒くなってきた頃、3番手のPerfumeのライブがスタート。オープニングでステージの奥からメンバー3人の3Dスキャンデータを映した巨大な箱型のLEDディスプレイが現れ、CGの3人の心臓が鼓動を刻むと、それに合わせて観客が手にしたペンライトが赤く点滅する。箱型ディスプレイの上部からメンバーが登場すると、2012年のアジアツアーでのパフォーマンスのように、彼女たちはスクリーンに映る自分たちのモノクロ映像とコラボレートするようなダンスを繰り広げた。
ステージ上で繰り広げられる圧巻の演出と3人の美しい動きに大歓声が響き渡る中、息つく暇なく「Spring of Life」が流れ出し、スタジアムはさながら巨大な野外レイブに。さらに「Magic of Love」が始まると、観客の手元のペンライトが曲に合わせてクルクルと色を変えながら点滅。カラフルな光の粒が会場一面を埋め尽くす幻想的な光景に、総立ちの観客は驚きの声を上げた。
あ~ちゃんは最後に「私たちにとっては最初で最後の国立ですが、また7年後に建て替わったときに、同じように日本の代表として呼ばれるように、ちゃんと活動をがんばります!」と力強く宣言。高揚感に満ちた光と映像のダンスショーは幕を下ろした。
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